アパート経営の10の魅力

アパート経営が生み出すメリットは、さまざまな媒体やメディアで解説されています。しかし、それらは既に土地を所有している人や、各種の税金対策に悩んでいるような資産家にとってのメリットについてで、これから資産形成をする人にとって、どんなメリットがあるのかを簡潔に解説したものは少ないようです。そこで、これから資産形成を始める人に向けて、アパート経営が持つ魅力を解説します。

マイホームにはない魅力

現在、賃貸住宅に住んでいる方の多くは、不動産に投資する前にまずは「マイホーム」を手に入れようと考えていると思います。また、すでにマイホームをお持ちで住宅ローンの支払いが残っている方は、「まずは住宅ローンを完済してから不動産投資を」と考えていると思います。
ここでは、そうした“ごく一般的な”考えから離れ、「マイホームの購入資金をアパート経営に回すことになったら」、「住宅ローンは残っているけれど、アパートローンでアパートのオーナーになったら」と仮定して、マイホームにはないアパート経営の魅力を考えてみましょう。

1.アパートは収益を生み出す

マイホームは説明するまでもなく「居住用」です。もちろん資産にはなりますが、「収益」を生みだす不動産ではありません。現実には、数十年にわたって住宅ローンの返済が家計に重くのしかかり、返済後にようやく本当の資産になります。その一方でアパートは、長期間にわたり、安定した家賃収益をもたらす不動産です。家賃収入でアパートローンを完済した後は、高い収益で運用することも可能です。マイホーム購入の前にアパート経営を始めて家賃収入と言うキャッシュフローを作りその後にマイホームを手に入れると、資産形成でも家計の面でも余裕が生まれるという考え方も十分に成り立ちます。

2.資産価値が減りにくい

居住用の戸建住宅は、築後25年を経過すると、減価償却期間を過ぎるため、建物に価値がほとんどなくなると言われています。その一方でアパートは家賃収入の伴う「収益不動産」であるため、高い収益性を維持していれば築年数が経過して建物自体に価値がなくなっても、居住用の戸建住宅より高額で売却することが可能です。

3.節税効果

サラリーマンの方がアパート経営を始めると、その不動産所得に関して確定申告を毎年行う必要があります。アパート経営にともなう税金や保険、修繕費、管理費、減価償却費などは、確定申告の際に経費として計上できます。もしこれらの合計が家賃収入を上回り赤字が出た場合は、「損益通算」によって本業における所得税を減ずることができます。また、相続税も戸建住宅よりも有利になります。こうした数々の税制面での恩典を受けることが可能です。
もっとも、これらはアパート経営の本質的なメリットではありません。アパート経営は収益を得るのが基本です。「万が一、損失が出ても税金面である程度カバーできる」という程度の認識でいて下さい。

4.人生のセイフティーネットとして

万が一、あなたが働くことができない事態に陥っても、アパートは稼いでくれます。将来、年金支給額が減ってそれだけでは暮らせない事態になっても、アパート収入が支えてくれます。アパート経営による収入は、失業保険であり、医療保険であり、個人年金にもなり得るのです。アパート経営は少子高齢化や貧富の差が拡大する中で、「セイフティーネット(安全網)」の役割を果たしてくれるもしれません。

様々な投資の中で優れた投資妙味

様々な投資の中で優れた投資妙味
アパート経営は初めて資産形成を始める初心者でも妙味がある投資の1つに挙げられています。その理由を見ていきましょう。

1.安全性が高い

株式やFX(外国為替証拠金取引)といった金融商品は、一夜にして暴落するリスクを抱えています。これらに対してアパート経営は、ベースとなる地価や家賃の変動は非常に緩やかなため、安定した経営が続けられます。また、インフレやデフレといった経済環境の影響を受けにくいというメリットもあります。

2.初心者でも成果が出やすい

金融商品で収益を上げるには、それなりの知識や経験が必要です。金融商品の種類によっては、十分な知識が無い素人では大やけどするような危険なものもあります。その一方でアパート経営は、信頼できる管理会社を見つけることができれば、初めての方でも比較的成果が出しやすい投資対象と言えます。

3.副業に最適

不動産会社にアパートの管理業務を委託すれば、煩わしい日常業務から解放され、会社の仕事に専念できるというのもアパート経営の魅力です。また、会社勤めのサラリーマンのように本業を持っている方は、銀行からの融資も受けやすいといった利点もあり、副業に最適な投資の1つでしょう。

4.投資効率が高い

マンションよりも建築コストが安いアパートは、同じ予算だとマンションよりも広くて条件の良い物件に手が届きます。もちろん、良い物件ほど投資効率が高く、収益性・安定性に優れた賃貸事業が可能になります。また、マンション投資において、1室のみの区分所有で運用した場合、入居者に退居されると家賃収入がゼロになるというリスクがあります。しかし、複数室を貸し出すアパート経営は1室で退居されても、他室からの家賃収入があるのでリスクがヘッジされています。

自己資金がなくても工夫次第

自己資金がなくても工夫次第
これまでアパート経営は、「まとまった資金が必要だ」と思われてきました。しかし昨今は、少ない自己資金でも、工夫次第でアパート経営に参入できるチャンスが広がってきています。ここからは、そうした要因についてみていきましょう。

1.わずかな工夫で入居率がアップ

ここ数年、デザイン性の高さやセンスの良さを“売り”にしたアパートが増えています。お洒落な壁紙やドアノブ、棚などインテリアのセンスを良くし、部屋の魅力を高めて入居率をアップさせているのです。他にもIHヒーターやエアコン、シャワートイレなど、最新のものに設備交換するだけでも入居率は上がります。こうした機器は10年以上使えます。これらも、わずかな投資で大きなリターンを生む工夫の1つと言えます。

2.地方や郊外にも優良物件が

アパート経営では物件の立地が重要なポイントです。東京への一極集中が問題視されて久しいですが、人口減少が指摘されている地方や郊外でも、高い入居率と収益性を誇る物件は少なくありません。しかも、都心よりも地価が安く、少ない自己資金でも優良物件が手に入れられる可能性があります。
視野を広げて、幅広く物件を検討すれば、サラリーマンでも十分手が届く優良物件が見つかるはずです。

まとめ

これまでアパート経営といえば、数千万円の自己資金が投じられる資産家の特権のように思われてきました。しかし、超低金利が続く今、サラリーマンでもアパート経営に参入することが決して難しくない時代になってきました。マイホームの頭金を用意するのと変わらない投資額で、安定的に資産を形成しその資産を自分の子孫に引き継いでいくことが可能です。ここでご紹介したメリットを参考に、あなたもアパート経営にチャレンジすることを検討してみてはいかがでしょうか。