投資初心者が知っておくべき、アパート経営をスタートさせるまでの流れ

アパート経営を始めたいと思っている多くの方々は、アパートを持ち、毎月家賃収入が入るイメージを持つ事はできても、実際にアパート経営をスタートするまでにどのような準備をすれば良いのか、具体的にイメージできる方はほとんどいないと思います。他の金融商品よりも安定的な収入が得られるアパート経営ですが、投資リスクもあります。
アパート経営を始める前に、アパート経営がどういうものなのかよく理解しておく必要があります。そこで今回は、アパート経営をスタートさせるまでの流れと、アパート経営を始める前に知っておくべきことについてお伝えしたいと思います。

ステップ1 「物件選び」は「店舗選び」

アパート経営で最初に行うことは物件選びです。アパート経営で得られる収入は入居者の家賃ですが、アパートを選び間違えてしまうと入居者が入らず、収入はありません。だから、物件は、お客様が入りたくなるような魅力的な「お店」でなければなりません。ぜひ「店舗選び」のつもりで物件を探してみましょう。
大切なことは、ネットで手に入る情報や、不動産会社でもらった情報だけでなく、自分の足で現地に行き、交通アクセス、治安、周辺施設、将来性などをしっかりと確認することです。すべてを「他人任せ」にしない事が大切です。物件を紹介してくれる不動産仲介会社も、不動産投資の成功までは保証してくれません。投資といっても、アパート経営はビジネスの要素が強いので、商売をするときの店舗選びと同様にお客様が入りたくなるようなアパートかどうかを自分の目で確かめる必要があるのです。

ステップ2 専門家に意見を聞いてみる

ステップ2 専門家に意見を聞いてみる
自分の目で確かめた候補物件が決まったならば、次は専門家の意見を聞きましょう。自分で調べることも大事ですが、投資初心者の場合は多くの点で見落としが出てきます。そのような点を見直すためにも、客観的な意見が必要です。
いちばん身近な専門家と言えば、物件を紹介してくれる不動産仲介会社や近隣でアパートを管理しているような管理会社です。問い合わせる内容は、
・投資物件を探しているが、紹介してもらえるのか?
・このエリアの将来性について
・近隣にある同じような物件の空室率
などです。その結果が良さそうであれば、物件取得に向けた準備を進めます。

ステップ3 ローンの支払い額を把握して収益を計算する

アパート経営を始める方の多くは、金融機関で不動産投資のローンを組みます。不動産投資の上級者が融資を受ける場合は、物件を決める前に融資枠を決めるという方法もあります。しかし、初心者の場合は、まず物件を決めて、それから金融機関と交渉しましょう。ちなみにローンを申し込む金融機関は、自分の住むエリアで口座がある支店が一般的です。
このときに重要なのは「月々の金利と支払額の確認」です。
ローンには当然金利が付きます。金利が高ければ、月々の支払額が増えて収益が減ります。無理なローンを組むと、せっかくアパートのオーナーになっても慢性的な赤字経営に陥ってしまいます。そうならないために、ローンを組んだ場合のアパート経営の収支計画をシミュレーションしてください。

ステップ4 管理会社を選定する

次に考えるべきことは、「アパートの管理体制」です。実際にアパート経営を始めるとよくわかりますが、建物の掃除などの雑務や、空室、家賃滞納、クレームなど、さまざまな問題が発生します。「それぐらい自分で対応すればいいや」と思っているかもしれませんが、実際は手間のかかる大変な作業です。アパート経営を始める段階では、恐らくサラリーマンであったり、自営業者であったり、本業を持っている方が多いと思います。仕事中に問題処理の依頼があっても、すぐに対応ができないケースがほとんどではないでしょうか。
しかし、入居者はお客様ですから、遅い対応に不満を持つ方も少なくありません。対応の遅さが退去要因になることも多いのです。そうならないために、迅速で丁寧な対応をしてもらえる管理会社を見つけることをお勧めします。初心者だけではアパート管理は難しく、プロの助けが必要なのです。

ステップ5 アパート経営開始時に注意すべきポイントは

ステップ5 アパート経営開始時に注意すべきポイントは
この後は、金融機関とローン契約を結び、購入するアパートの不動産売買契約を結び、所有権移転等の登記を司法書士に行ってもらい、いよいよアパート経営がスタートします。
その時がやってきたら、次の3つのポイントに注意を払ってください。
・税理士とこまめに相談しながら、利回りや経費など経営状況を常に把握する
・金融機関や管理会社と定期的に面談する
・取引関係者に副業であるような印象を与えない
アパート経営で儲けるのか、それとも損失を出してしまうか、ここがスタート地点です。不動産投資は、株や為替といった金融商品とは違い、「自分が何もしなくても収益が上がる」という考えは持つべきではありません。むしろ「積極的に取り組まなければ成功しない」という気持ちを持ってください。投資というよりもアパートの経営なのです。取引関係者に、「ぜひ、この人と仕事がしたい」と思わせるような経営者を目指してください。

まとめ

本業はそのまま持ちながら、副業でアパート経営をしてみたいと思っている方も多いと思います。時には「自分にできるだろうか?」と不安に思うこともあるでしょう。そのような方には、投資用新築アパートの建築から管理に至るまで、すべてに対応してくれる不動産会社と契約して、アパート経営を始めることをお勧めします。その場合は、問い合わせや面談を通じて、実績のある誠実な会社を選んでください。どこまでの業務を委託するかはあなた次第です。誠実にサポートしてくれる良いパートナーを見つけて、ぜひあなたのアパート経営を成功させてください。