金融機関が味方に付けば不動産投資は鬼に金棒! 上手に付き合う方法とは?

物件購入から経費の支払いまで、恐らくほとんどの方は不動産投資に「ローン」を利用しています。
住宅ローンほどではありませんが、不動産投資ローンの金利は、かなり低い水準が続いています。今後もそれは続きそうな気配です。
そんな中、キャッシュがどんなに潤沢であっても、あえて不動産投資のレバレッジを利用し、さらなる収入を獲得するための手段として、ローンを限度いっぱいに使い切って投資を行う方もいるでしょう。
そこで今回は、不動産投資に必要な資金の借入先となる、金融機関との上手な付き合い方を考えてみました。

金融機関と付き合う上での基本姿勢

金融機関は信用を大切にします。あなたがまじめで、貸したお金をきちんと返済できる人だと思ってもらえることは、大変重要です。うそをついて自分をまじめな顧客と思わせようとしても、きっとすぐに見破られてしまうでしょう。
金融機関にしてみれば、建物は担保物件ですから、その価値が下がることは貸す側にとっても良いことではありません。事業計画や経営計画を、専門家とともにしっかりと組み立てていることを理解してもらい、不動産経営の将来性と熱意を感じさせることが、金融機関の信頼を得る早道でしょう。
金融機関と「Win-Winの関係」を築ける優良顧客を目指しましょう。

金融機関とは長い付き合いがお得

都市銀行の担当者は数年で転勤することが多いため、仲良くなっても意味がないと思われるかもしれません。しかし、信用金庫のような地元に密着した金融機関であれば、担当者が転勤しても戻ってくることがありますし、その時には出世している可能性もあります。
また、組織内の人間関係とは意外に狭いものです。親しい行員を作っておくと、その人が異動していなくなったとしても、後任の人に好印象を持ってもらえるかもしれません。ローンの借り入れから十数年後ともなると、物件の修繕費などがかさむ頃です。もしかすると追加融資が必要になるかもしれません。その時に、長年の付き合いで信頼を得ていれば、融資がより通りやすいと思います。

金融機関にもメリットを

金融機関内では、さまざまな成績目標が掲げられています。もちろん融資も成績に入りますが、新規口座開設、定期預金、給与振込、公共料金の引き落とし、投資信託などの商品購入や預金の増額、フリーのキャッシングの口座開設などが、担当者個人や支店の成績に関係することがあります。
金融機関が成績に関わることで、何かしらの協力を求めてきたら、無理のない範囲で協力しましょう。そうすることで、担当者の行内での成績に貢献できます。支店の評価も上がるでしょう。これも「Win-Winの関係」を築くための一助になるはずです。

不動産専門家との付き合いを何気なくアピール

あなたが不動産経営の専門家などと定期的な付き合いを持ち、不動産経営の相談をしているのであれば、その存在を何気なく金融機関にアピールして、彼らがあなたの不動産経営に関わっていることを意識させてみましょう。
不動産経営は不動産賃貸という事業です。しっかりとした物件の維持管理と収支計画が実行できなければ、いずれ物件の価値は下がってしまうでしょう。建物は竣工後から解体廃棄されるまでの間に、建設費のおよそ3~4倍の費用が掛かると言われます。建物の運営や修繕を計画的に行えないと発生する費用や建物の寿命は大きく変化します。専門家のアドバイスを受けながら、経営に取り組んでいる姿勢はきっと評価されます。

まとめ

不動産投資において資金は、人間にとっての血液のようなものです。途切れることなく循環している必要があります。短期で資金が必要になった時に借りられなかったり、資金繰りが厳しく返済が滞った時に一括返済を迫られたりしたら、おしまいです。つまり、金融機関次第で不動産投資の命運が決まってしまうと言えるでしょう。
最近は超低金利ですが、今後上昇する可能性がないわけではありません。事業を営む上で、資金繰りは生命線。不動産投資は事業です。将来の資金繰りの重要性を意識して、金融機関が味方になってくれるような付き合い方を心がけましょう。
繰り返しとなりますが、いざという時のリスク管理のためにも、金融機関と上手に付き合うことは重要です。これから不動産投資を始める方は、まずは普段から利用している金融機関に融資の申請をしてみることをお勧めします。