いまさら聞けない! Airbnbで部屋を登録するステップ

メダルラッシュに日本列島が感動に沸いたリオ・オリンピック。4年後の東京オリンピックも、その盛り上がりに大きな期待が寄せられています。外国人訪日観光客(インバウンド)も、2015年実績の約2,000万人から2020年には倍増の4,000万人が政府目標とされ、ますます増加すると見込まれています。
これに欠かせないのは、交通機関や宿泊設備といったインフラの整備です。特に宿泊についてはここ数年、急速に発展した「民泊」施設の利用が拡大しており、不動産オーナーや投資家からも大きな注目を集めています。
今回は、これから貸主として空家や空室で民泊サービスを開始したいという方を対象に、代表的な民泊仲介ウェブサイト「Airbnb(エアビーアンドビー)」で部屋を登録する方法と、その注意事項を紹介しましょう。(ウェブサイトの仕様が変更されている場合があります。)

1. まずはアカウント登録

「Airbnb」とは、2008年に米国で創設された民泊の仲介サービスのウェブサイトです。物件登録、予約、決済といったサービスを提供しています。192ヶ国、3万以上の都市において80万以上の宿泊先が登録されています。
宿泊先の貸主はホスト、借主はゲストと呼ばれ、その利用には無料のアカウント登録が必要になります。ではまず、公式ウェブサイトにアクセスしてみましょう。https://www.airbnb.jp/
右上の、「アカウント作成」という表示をクリックしてください。
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Airbnbのアカウント登録は、FacebookまたはGoogleのアカウントを利用して登録する方法と、メールアドレスを登録して独自のアカウントを作成する方法があります。いずれかを選択して、クリックします。
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ここでは、独自にメールアドレスを登録する方法を選ぶことにします。
姓名、メールアドレス、パスワード、誕生日、電話番号等を入力し、登録をクリックします。電話番号や顔写真は、実際にホストとして物件の登録をするまで、またはゲストとして予約を実施するまでは、登録を保留にすることができます。
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次に、「詳細を確認する」という登録内容を確認する画面が現れますので、「確認して登録をする」をクリックすると、以下の画面が現れます。
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この時点では、まだ登録作業は終わっていません。この画面の「始める」という表記をクリックすると、「メールアドレスを確認してください」という画面に切り替わります。
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「確認メールを送信」の表示をクリックすると、登録したメールアドレスに本人確認メールが届きます。そのメールが届いたことを確認して、アカウント登録は終了です。
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2. ホストとして部屋を登録

アカウント登録が済みましたら、いよいよ貸し出す部屋や家の登録です。
Airbnbでは、貸主のことをホストと言い、ホストによって登録された、サイトに掲載される物件情報を「リスティング」と言います。
再度公式ウェブサイト(https://www.airbnb.jp/)を呼び出し、先ほど登録したアカウントでログインしてください。
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画面の上部にある「ホストになる」という表示をクリックすると、次の画面が現れます。
後は画面の指示に従って、部屋に関するさまざまな情報を順番に登録していきます。これをリスティングの登録、またはリスティングページの作成と言います。
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リスティングの登録は大きく分けて、基本情報、特徴のPR、予約・料金設定の3ステップで構成されます。
それぞれの項目の途中で作業を保留しても、以前に登録した内容を保存しておくことができます。ステップの順序を変えて登録することも可能です。また、すべての入力が終わらない限り、物件として公開されることは基本的にありません。
まずは基本情報の入力です。各項目は質問に答える形式で細かく設定されており、画面の右側にはその項目に関する注意事項が表示されているので、簡単に入力を進められます。
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さらに、物件の特徴をPRするためのキャッチコピーや説明、写真も登録します。ゲストの興味を引き、利用率を高めるためには、このステップで特に注意を払う必要があるでしょう。
料金体系や利用可能期間の設定も、ホストが事前に登録することになります。
適正な料金設定は、ゲストの宿泊先選びにとって重要なポイントです。Airbnbでは、「スマートプライシング」という、季節や地域による相場を自動的に算出して変動させるシステムを使用できますので、上手に利用することをお勧めします。
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また、料金設定の際には、Airbnbによって成約した場合、宿泊料の3%をサービス料としてAirbnbに徴収されることを忘れてはいけません。

3. 料金の受取種類と設定方法

リスティングページが完成すると、後はゲストから予約が入るのを待つだけです。
決済はAirbnbを介して、ゲストがチェックインした24時間以降にAirbnbにより支払い手続きが行われます。そのため、事前に決済方法を決定して登録しておかなければなりません。
公式ウェブサイトにログインして「アカウント」の表示をクリックし、現れた画面左の「受取設定」の表示をクリックします。
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日本では、PayPal、銀行振込、Payoneerの3通りの決済方法が選べます。決済1回当たりの手数料が銀行振込よりも安く、Payoneerよりも事前の登録手続きが簡単なPayPalを利用する方が多いようです。

登録後のリスティングが重要

Airbnbの登録はウェブの指示通りに質疑応答の要領で入力していくもので、パソコン操作が苦手な方でも比較的簡単に進めることができます。事前の準備を済ませておけば、登録自体は30分程度で可能でしょう。
しかし、ゲストが宿泊先を決める情報は、ホストが登録した「リスティング」がすべてですから、ゲストの興味を引きイメージを膨らませ、選択してもらえるようにしなければなりません。
英語や他言語を併記したり、写真をふんだんに用いたり、アメニティや施設に独自の特徴を持たせたり、料金を安く設定したりと、さまざまな創意工夫が必要となります。そのための、多くの登録代行や運営代行のサービス業者も誕生しています。
どうしても登録が進まない、うまくリスティングの方針が定まらないとお悩みのホストの方は、こうしたサービスを利用するのも一つの手段でしょう。