Airbnbで稼ぐ部屋に共通する、たった3つの条件

世界191ヵ国以上に登録物件を持つ、空き家仲介プラットフォーム「Airbnb(エアビーアンドビー)」。2020年の東京オリンピックや外国人観光客の急増を受けて、日本政府はAirbnbをはじめとする民泊の規制緩和を検討しており、今年度中にも民泊に関する新法案が出される予定です。
各自治体の制限などの課題はあるものの、新法案が制定されれば一般人がより民泊に参入しやすい環境になると考えられます。
日本でも、Airbnbの登録物件数は増加しています。ただし、Airbnbの物件には、人気があって稼働率が高い部屋とそうではない部屋があります。その違いはどこにあるのでしょう。

1. 立地が良い

「立地の良さ」は、人気物件に欠かせない要素の一つです。
東京でAirbnbを運用する場合、有名観光スポットに近いエリアや、新宿・渋谷など、外国人に知名度の高い駅周辺にある物件は人気が高く、予約が集まりやすい傾向にあります。
さらに、「駅から物件までの距離」も大切なポイントです。
東京は交通機関が発達していることもあり、滞在中はJRや地下鉄などの電車で移動しながら都内を観光するゲストが多くいます。駅から近い立地だと、観光の途中で一度部屋に戻って休憩したり、荷物を置いて再び出かけたり、滞在期間中のフットワークが軽くなるでしょう。その他、空港や新幹線の駅などに近いエリアも人気があります。
また、旅行好きの人間にとっては、現地の人々の生活を知ることも楽しみの一つです。
観光スポットだけでなく、日本で暮らす人々の日常を知ることへの関心も高いのです。高層ビル街やきらびやかな繁華街にある物件ではなくても、物件近くに昔ながらの商店街がある、地元の人が集まる庶民的な飲み屋が多いなど、日本ならではの「ローカル体験」ができる場所の物件も、ゲストから支持されやすい傾向にあります。

2. リスティング情報がきちんと掲載されている

Airbnbを利用しようと考えるゲスト(宿泊者)の大半は、Airbnbに掲載されている「リスティング」と呼ばれる物件情報を頼りに予約をします。
同じような条件の部屋が2つあり、一方にはリスティング情報が詳細に書かれているのに対して、もう一方はリスティング情報が不十分だとすると、ゲストがどちらに予約を入れるかは容易に想像できることでしょう。
人気の集まる物件は、このリスティング情報に力を入れている点が共通しています。中でも、部屋の様子がわかる写真をたくさん掲載することは重要です。きれいに撮影することはもちろんのこと、リビング、キッチン、バスルーム、トイレなど、写真の種類や枚数を多くすることで詳細が伝わりやすくなり、ゲストに安心感を与えます。
さらに、部屋にある備品の種類や観光スポットまでの距離、物件周辺の施設、ハウスルール(宿泊する上での決まり事)をきちんと記載することで、ゲストが宿泊した時にどのような過ごし方ができるのかをイメージしやすくなります。

3. ゲストへの対応に抜かりがない

Airbnbを運営するうえで、非常に重要なのが「ゲストへの対応」です。
接客マニュアルなどがあるホテルなどと違って、ホスト(宿泊先の提供者)の対応にばらつきがあるAirbnbの場合、「きちんとホストが対応してくれる物件に泊まりたい」とゲストが考えるのは自然なことです。
「予約確認の連絡が遅い」「詳細情報が送られてこない」などの不安要素があると、ゲストは心配になってしまうでしょう。一方でレスポンスが早く、質問にも的確に回答してくれるホストに対しては、ゲストの信頼も高くなるはずです。
Airbnbには口コミ機能があります。ゲストから良い評価をもらうためには、ゲストに不便を感じさせず、快適に滞在してもらうことが大切なのです。スムーズな鍵の受け渡しや部屋の清掃が行き届いているのはもちろんのこと、アメニティーグッズや備品・設備が整い、いつでも使える状態になっているかなどを確認することが必要です。
とはいえ、副業としてAirbnbを運用する場合、すべてのゲストに完璧な対応をするのは難しいと思います。物件の人気が出てくるほど、対応に割く時間が増えるため、本業に支障をきたしてしまうかもしれません。
ゲストとのやりとりや部屋の管理などを行う代行会社もありますので、本格的にAirbnbを運用していきたいと考える方は、利用を検討してみるのも良いでしょう。
民泊の新法案が制定され、民泊参入のハードルが下がれば、不動産投資物件の新たな活用方法として、Airbnbによる新たなビジネスを日本でも行いやすくなる可能性があります。そこで稼働率が高い人気の部屋になれば、賃貸収入よりも高額な収入を得ることも可能です。
Airbnbでもゲストに満足してもらえるように運営するには、旅館やホテルなどと同じように、工夫と努力を怠らないことが必須です。「新築」「駅から近い」など、どんなに条件の良い物件であったとしてもそれは変わりません。今回ご紹介した3条件を満たすことができれば、Airbnbでの高稼働率も夢ではないでしょう。