東京オリンピックまであと3年! 不動産投資家が要注目のエリアはここ

リオオリンピックが無事終了し、東京オリンピックまであと3年となりました。不動産投資家にとっては、チャンス到来といってもいいでしょう。地価上昇が予想されるエリアについて、今一度確認しておきましょう。

豊洲エリア

まずは豊洲エリアです。豊洲は1973年に「豊かな土地になる」という願いをこめられて命名されました。地下鉄有楽町線豊洲駅の開業がきっかけとなり、その時期からオフィスビルや商業施設、住宅地の建設が盛んになりました。商業施設は「ららぽーと豊洲」、集合住宅は「パークシティ豊洲」などが象徴的です。
東京オリンピックの選手村が晴海に、競技施設が有明地区に建設予定なのですが、この晴海と有明地区に隣接しているのが豊洲です。オリンピック開催時には、観戦やショッピングなどで人の往来がかなり増えると想定されます。また、有楽町線豊洲駅を半蔵門線住吉駅とリンクさせる予定もあり、アクセスもより便利になるでしょう。
豊洲エリアはこれからも開発が進められていくため、今後の地価の上昇も期待されています。

再開発されている駅のエリア

駅周辺という目線では、田町駅~品川駅エリアがあります。現在の品川駅エリアの開発は目覚ましく、再開発地域として注目されています。田町駅~品川駅の区間には、山手線の新駅構想があり、さらに東京オリンピックの7年後である2027年には、品川駅~名古屋駅にリニアモーターカーを走らせる計画もあります。品川周辺はすでに東京駅エリアもしのぐ、勢いがあるエリアといえそうです。
そして、品川駅の近くで注目したいのが新橋駅エリアです。新橋というと、サラリーマンが集う飲み屋が多い地域というイメージがありますが、実は開発が進んでいる地域でもあるのです。地下鉄大江戸線、浅草線、ゆりかもめ、JRなど複数の鉄道が利用でき、アクセスは抜群で、日本テレビ、電通、パナソニックなど大企業が集結しているエリアでもあります。

外国人観光客増加のエリア

東京オリンピック開催で、外国人観光客はますます増加するでしょう。特に羽田空港や成田空港の増便は必須で、空港と隣接するエリアや、羽田空港へのアクセスが良い浜松町駅エリアも注目です。
政府は、外国人観光客1,500万人計画を立てていますが、その外国人の居住率が高いのが港区です。外国人は外国人同士で集う傾向があるので、今後も港区エリアでは外国人がさらに増加することが想定されます。こちらも不動産投資家としては、今後の動きに注目しておいた方がいいでしょう。

不動産価格上昇の理由

日本で初めて行われたオリンピックは、夏季は1964年開催の東京、冬季は1972年の札幌です。特に東京オリンピックは、高度経済成長計画の池田勇人内閣の時期でもあり、地価の上昇は目覚ましいものでした。
また、札幌冬季オリンピックでは、開催後のタイミングで地価が上昇する結果となりました。海外でも、ロンドン、北京でオリンピックの開催に伴い地価が上昇したことを考えると、3年後に実施される東京オリンピックも、地価の上昇をもたらす可能性が十分あります。
さらに、不動産価格の上昇は東京オリンピック開催だけが要因ではありません。
日本は海外の投資家に注目されています。この点は株式市場と類似している現象で、特に首都・東京は注目されているエリアです。東京オリンピック開催がきっかけとなり開発が進めば、さらに地価が上昇することになります。
ただし、懸念材料もあります。それはオリンピック開催後の空き家問題です。
選手村が取り壊しになったら、土地の価値はどうなるでしょうか。選手村のエリアに関しては、オリンピック後は文化施設として再利用する計画があるので、悲観的に考える必要はありませんが、注意は必要でしょう。リオオリンピックは盛大な盛り上がりをみせ、治安の悪さやアクセスの問題などが指摘されていましたが、無事に幕を降ろしました。
日本は東京オリンピック開催にあたり、治安もよく、交通アクセスも充実しているので、大きな心配はありません。しかし、小池都知事の就任で、競技場の問題などが出ています。今後もどのような問題が起こるのかわからない状況は否定できないため、慎重に検討していきたいものです。