不動産投資によって夢を叶えた人のストーリー【シリーズ:不動産投資のお金とリスク】

山田さん(仮称)は、現在、宮古島で海外輸出向けパイナップル農園を経営しています。一方でアパートオーナーの不動産投資家でもあり、年に4~5回、東京のサラリーマン向け不動産投資セミナーで自らの成功例を語る活動も行っています。

脱サラ後宮古島へ

今年で50歳になる山田さんは、5年前に家族とともに宮古島へ移り住みました。以前は東京でシステムエンジニアの仕事をしており、農業とは全く無縁でした。
「当時の仕事は、いわゆる事故隊ってやつでしたね。顧客のシステムでトラブルが発生すると、泊りがけでシステムの不具合を調べて対処する仕事をしていました。残業は月150~160時間が当たり前で、年に3~4ヶ月は200時間超える月もありました。」
そんな山田さんがなぜ農業に転身したのでしょうか。
「とにかく自然とともに生きたいとと考えていました。30代の前半には既に疲れ果てていたので、太陽とともに起床し、土の恵みを受け、青空の下で暮らす生活にずっと憧れていました。それには農業が一番だと思い、30代後半には農業をやろうと決心していました。その頃、東南アジアで日本の果物が高く売れ始めていましたので、『これだ!』と思いましたね。」
宮古島で夢を手に入れた山田さんですが、ここまでの道のりが平坦だったのか気になるところです。
「最大の障壁は妻の反対でした。私は他のことはあまり妻とケンカしたことがなかったのですが、この点だけは本気で言い合いました。思い出したくもありませんが、もう何年も戦争でしたよ。妻は転職することには賛成してくれましたが、農業は絶対に反対でした。でも私は転職でまたSEにはなりたくなかったのです。自然とともに暮らせる農業じゃないと駄目だったんです。」
そんな奥さまを説き伏せることができた理由を、山田さんはこう語ります。

道を開いたのはアパート投資

「結局のところ、妻の反対の点は農業なんかやったら収入も下がるし、不安定になるしというお金の問題でした。収入面は、私も心配だったのでそこを突かれるといつもモゴモゴしてしまいました。そこを解決してくれたのがアパート投資です。」
山田さんは40歳のころ、将来農業を始めるためにアパート投資を行うことを決断します。今はアパートから得られる収益の手残りで650万円以上あり、安心して農業に専念ができると言います。そこで山田さんに不動産投資を成功させるカギについて聞いて見ました。

不動産投資の成功のコツ

「私はいつもセミナーでお伝えすることは自己資金の重要性です。我々のように、『夢を実現したい系の人』というのは、不動産投資で得られる手残りが重要です。結局、同じアパートに投資しても借入金が多いと手残りが小さくなります。『夢を実現したい系の人』はアパート投資自体が目的ではないので、資産規模や利回りを追い求めるよりも、手残りの追求を優先させるべきです。」
また手残りキャッシュを増やすことには他のコツもあるようです。
「手残りキャッシュを増やすには、自己資金の他に何に投資するかも見極める必要があります。私は木造の新築アパートを選んでいます。木造の新築アパートは減価償却費の割合が大きいため、節税効果が高いです。支払う所得税が低くなり手残りキャッシュも増えます。今のアパートも築年数が経過して償却メリットが無くなってきたら買換える予定です。築古物件は利回りが良くても節税効果が低いため、私は避けています。」
山田さんのように夢を叶えるためにはお金が必要、その手段として手残りキャッシュを追求した不動産投資があるということは良く分かりました。
「今は夫婦も円満で、妻が一番こちらの生活を気に入っています。最近、妻がペンションやりたいと言い出しているので、今度はこっちが反対してやろうかと思います(笑)」