サラリーマンこそアパート投資が必要! その理由とは?【連載:初めての不動産投資物語】

アパート投資は資産家や地主が手がけるもの――少し前まではそんな風に考えられてきました。サラリーマンにとっての投資といえば投資信託や株式、FXなどが一般的で、「アパート投資なんて縁遠いもの」というのが、一種の常識だったのです。
ところが時代が変わり、最近ではサラリーマンでもアパート投資を手がけられる状況となっています。というよりむしろ、「サラリーマンこそアパート投資に取り組むべき」と考える人が増えているのです。

◆登場人物
・タテ吉さん
年齢:43歳
職業:アパートオーナー
年収:2500万円
プロフィール:大手食品メーカーに勤務するサラリーマンだったが、アパート投資に成功して脱サラ。現在はアパート10棟を保有し、悠々自適の毎日を送っている。

・マガ男君
年齢:32歳
職業:大手食品メーカー勤務
年収:450万円
プロフィール:タテ吉さんの元後輩。会社の先行きにやや不安を感じており、不動産投資に関心を持っている。


シャープ、東芝etc 大手企業勤務でも安心できない

マガ男:タテ吉はそもそもどうして、サラリーマン時代にアパート投資を手がけようと思ったんですか?
タテ吉:理由はいくつもあるけど、一番大きいのは30年後も安心して同じ会社で働いていられるかどうかわからない、と考えたことだね。
マガ男:言われてみると、たしかに……。自営業の人にくらべて、企業に属するサラリーマンは生活不安のない働き方だと思ってきましたけど、今後もその常識が通用するとは限らないですよね。
タテ吉:企業の経営が傾いてしまったら、生活の保障はないからね。台頭するアジア新興国との競争が激化していることなど、日本の企業にとってかつてない厳しい時代が到来している。さらに言えば、今後も経営環境の厳しさはどんどん増すだろうね。
マガ男:台湾企業に買収されたシャープとか、経営の失敗で大きな負債を抱えることになった東芝など、世界的な企業ですら、あっさり傾いてしまう時代ですもんね。
タテ吉:そうなれば、大規模なリストラや部門の売却が行われることになる。30年後もそうなっていない、と断言できる企業なんて、ほとんどないんじゃないかな。

年金は実質的に破綻する可能性あり

タテ吉:現役の間だけじゃなく、老後の不安も大きいよ。
マガ男:年金の問題ですね。
タテ吉:厚生年金の積立金は2033年までに底をつくと言われている。積立金がなくなれば、現役世代が支払う年金保険料だけが年金の支給を賄う原資となる。
マガ男:少子高齢化が進んでいる中で、そんなことが可能なんですか?
タテ吉:不可能だろう。国立社会保障・人口問題研究所が作成した資料によると、2030年には65歳以上の高齢者が人口の31.8%を占めると予想されている。現役世代1.8人で高齢者を支えることになるので、破綻する可能性があると言える。
マガ男:でも、年金は破綻しないと国は宣伝していますよ。
タテ吉:破綻させないためには、支給年齢を75歳以上に引き上げたり、支給額を減らしたりするなどの対策が必要になる。でもそうなれば、年金を老後の頼りと考えることはできないから、実質的には破綻したのと同じだよね。

高齢者は75歳以上? 一生働かないと生活できないかも

マガ男:老後の問題は本当に深刻ですね。考えるとゾッとします。
タテ吉:でも今のうちから考えて、自力でなんとかする方法を見つけておかないと、たいへんなことになるよ。たとえばゆとりある老後を送るのに必要な資金は、1億円と言われているのを知っているかい?
マガ男:そんなにかかるんですか?
タテ吉:生命保険文化センターの意識調査では「ゆとりのある老後生活のための費用」を訊ねたところ、回答の平均は月額35万円という金額になっているんだ。これをもとに65歳から95歳までの30年間に必要な資金を計算すると、1億2600万円になる。
マガ男:普通のサラリーマンがそんな金額の貯金を作るのは、ものすごく難しいですよね。
タテ吉:だから政府では「75歳までを現役とみなそう」という案も検討されている。一生働かなければ生活が成り立たない可能性も十分考えられるということだね。

アパートがあれば、暮らしのゆとりと安心感が高まる

マガ男:現役時代に自分で資産を作らないと、老後は悲惨なことになりそうですね。
タテ吉:そう考えたからぼくはアパート投資を始めたんだ。早くからアパート投資を始めることで、より確実に資産を増やすことができると考えたのだよ。実際、最初は1棟から始めて、その後、物件数を増やすことで、家賃収入と資産を計画的に増やすことができたよ。
マガ男:ぼくみたいなサラリーマンでも、アパートがあれば、リストラに遭っても生活費を確保できるわけですよね。
タテ吉:老後の生活費を家賃収入で賄える上、いざ大きなお金が必要になった時には、物件を売却して資金を作るという選択肢も持てるしね。
マガ男:タテ吉とお話しして、あらためてサラリーマンだからこそのリスクに気づくことができました。
タテ吉:年金もあてにならない中、自力で生活の安心とゆとりの礎を築くことが、今後は不可欠だろう。アパート投資はその手段として、非常に適しているとぼくは思うよ。
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