不動産投資で少年時代の夢を叶えた元銀行マンのストーリー

子供のときに描いた夢を実現できる人は多くはありません。それはプロ野球選手のような大それた夢でなくても、給料が低いという理由で諦めるという人たちもたくさんいます。
これから登場する加瀬さん(仮称)も、そんな一人です。今回は加瀬さんの夢までの道のりについてご紹介します。

銀行員から訓練士へ

加瀬さん(42歳)は、現在あこがれだった盲導犬の訓練士をしています。家族は奥さんと子供2人の4人家族です。
加瀬さんは、以前は都市銀行の銀行員でした。7年前に銀行を退職し、5年間の盲導犬訓練士の修業を積んで、晴れて盲導犬訓練士になりました。
「銀行を辞めたときは、周りからバカだなって言われました。あの時ほど、人からバカだ、バカだと言われたことはなかったです(笑)。」

子供のころの夢

そんな加瀬さんですが、盲導犬訓練士は子供のころからずっと憧れの仕事だったと言います。
「小学生の頃は、動物が大好きで、将来はペット屋さんになりたいと思っていたんです。けれど、母親からペット屋は臭いから止めておきなさいと何度も言われ、他のことで動物に関わる仕事をしたいと思うようになりました。」
加瀬さんは小学校5年生のときに、念願だった犬を飼うようになります。
「とにかく私は犬が大好きです。子供のころは、学校から帰ったら犬と遊びたくて、友達の誘いを全部断っていたくらいです。ずぅっと犬と2人で暗くなるまで遊んでいました。」
犬を飼い始めたころ、加瀬さんはテレビで盲導犬訓練士という職業の存在を知ります。
「直感的にコレだと感じました。ゴールデンレトリバーとずっと一緒に居られるし、何といっても世の中の役に立つ。すごくカッコ良くて立派な仕事だと思いました。」

現実を知る就職活動時代

ところが、加瀬さんが大学3年生となり、就職活動のとき初めて訓練士の年収などを調べて愕然とします。
「訓練士の現実を知って、急に何をしたいのか分からなくなりました。就職課の人にも反対されましたし、親からはとにかく収入が一番大事だと何度も諭されました。」
路頭に迷った加瀬さんは、やりたいことが分からなくなり、とりあえず名前の知っている大手企業を受け始めます。
「就職活動始めたら、3社連続で落ちました。とにかく就職活動を早く終わらせたかったので、銀行のリクルーターの先輩にすがるような気持ちで就職を決めました。」

気持ちの転機

そんな加瀬さんですが、気持ちの変化はいつごろから起きたのでしょうか。
「入行2年目には、もう辞めようって思いましたね。銀行員って自分たちで自分たちの仕事のことを虚業って言うんです。しかも銀行員を嫌いな社長さんって結構いて、『なんじゃこの仕事は?』と思いました。」
加瀬さんはやはり世の中の役に立つ仕事をしたいと真剣に思うようになりました。それは加瀬さんの中では訓練士であり、訓練士になるにはどうしたら良いかを真剣に考えました。
「年収で諦めたのだから、とにかく年収をなんとかしようと考えました。その答えがアパート投資です。35歳までに辞めようと目標を立てたので、そこからは必死に自己資金を貯めました。銀行には儲けさせたくなかったので、なるべく自己資金を用意しました(笑)。」

見事訓練士へ

加瀬さんは順調に資産を拡大していき、都内に12戸のアパートを保有した時点で退職しました。加瀬さんは訓練士になった感想を語ります。
「初めて盲導犬を卒業させたときは、うれしくて涙が止まりませんでした。今も巣立ちのときは目頭が熱くなります。銀行員時代は仕事で泣くなんてことは絶対なかったのですが、仕事で泣けただけでも価値はあったと思います。これからは、私みたいに夢をかなえたい人に不動産投資の知識を伝えていきたいです。」
加瀬さんには、不動産投資の伝道師という新たな夢ができたようです。