株式や為替、不動産投資など投資にもさまざまな分野がありますが、成功すれば大きな利益を得られる一方、ある程度のリスクもありますよね。そのため経験がない人にとっては一歩踏み出すのに何かきっかけがないと敷居は高いのかもしれません。
では実際、投資初心者の人にとってはどんなことがあれば投資を始めてみようと考えるようになるのでしょうか?ということで投資を始めるきっかけになりそうなものについて何が有力なのかアンケートをとって聞いてみました。
【質問】
投資をしたことがない方にお聞きします。投資を始めるキッカケになりそうなことは何ですか?
【回答数】
勉強してある程度理解した:42
手取り収入や貯金が増えた:44
身近な人に勧められた:18
税制上の優遇措置がより拡充された:7
セミナーなどに参加した:10
その他:9
元手が必要!そして失敗してもダメージを抑えられる
アンケートの結果、手取り収入や貯金が増えたという選択肢を選んだ人が最も多い結果となりました。
投資をするにあたっては元手となる資金が必要と考える人が多いのでしょう。その資金となり得る貯金や収入が増えないとなかなか投資にまでお金をまわすことができないと考えるのも頷けます。
そのぶん、手取り収入や貯金が増えて余裕が出てくると、たとえ少しぐらい失敗しても余力が残るなら投資を始めるきっかけになるのかもしれません。
ある程度基本的な知識を身につけていないと少し投資は怖い!?
2番目は勉強してある程度理解したことが投資を始めるきっかけになるという人で、最も多かった手取り収入や貯金が増えたという選択肢に迫る数でした。
やはり投資にはリスクも伴うというイメージを持つ人が多いのかもしれません。ある程度の知識がないと怖くて始められないという様子も伺えました。
一方で基本的な仕組みを知ってある程度の知識を身につけることができれば、リスクを上手く回避しながら投資を成功させられる可能性が高くなるのではないでしょうか。
自分の身近にいる人の成功例やアドバイスはやっぱり貴重!?
3番目は1、2番の選択肢と比べてぐっと数は減りますが、身近な人に勧められたことがきっかけになりそうという人です。
単純に投資で成功した人を近くで見ていれば、憧れを抱いたり羨ましいと感じたりする気持ちも頷けます。ただそれだけではなく、実際に成功した人のノウハウを学べる機会が身近にあるというのがメリットなのかもしれませんね。
自分がよく知る人の成功例やアドバイスはやはり信頼できる情報なのではないでしょうか。
プロのセミナーを聞いてみると投資ができそうな気がする!?
そして4番目だったのはセミナーなどに参加したということがきっかけになるという人でした。
投資に関してのセミナーでは、もちろん専門の方が講師を務めてくれるはずですよね。そのため投資のプロのアドバイスを聞くことができるという点では正しい知識を身につけられる良い機会になるでしょう。
ある程度基本の知識を身につけることができると、投資を始めてみようという気持ちが膨らんでくる様子がうかがえました。
投資を始められる条件が整ったらチャレンジしてみる!?
今回は税制上の優遇措置がより拡充された点は投資を始めるきっかけとしては少ないようでした。税制上の改正は投資に対しての敷居が少し低くなるポイントなのかもしれませんが、初心者にとっては他の選択肢の方が最初の一歩のきっかけとしては大きいようです。確かにある程度の元手が確保できていないと失敗した時の怖さが勝ってしまうのでしょう。
また自分で勉強するにしろ、身近な人やプロのアドバイスを聞くにしろ、まず基本的な知識を得て自信もつけてから始めるのもリスクを減らすためには大切なことなのかもしれません。良い機会が得られて自信もつけば、アンケートの結果も参考にしながら投資を始めてみるのもいいのではないでしょうか。
■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年04月06日~2017年04月20日
■有効回答数:100サンプル