プレミアムフライデーで不動産投資がしやすくなる!?

国の主導で2017年2月から始まった「プレミアムフライデー」。毎月最終週の金曜日の退社時刻を15時にして、給料日後の週末を余暇などの時間にあてることを推奨、消費を喚起するとともに、働き過ぎにならないようにする取り組みです。
2月の初回実施時こそ話題になりましたが、実際にプレミアムフライデーを実施した企業は、4%台だったというデータもあるようです。2度目の実施となった3月は、年度末ということもあり、実際に実施できた企業はさらに少なかったのではないでしょうか。
そんなプレミアムフライデーですが、こうした動きは、サラリーマン大家にとって、良いチャンスになるかもしれません。プレミアムフライデーが不動産投資に与える影響について考えてみましょう。

週末の時間を内覧や商談にあてる

平日夕方に有効活用できる時間が増えるというのは、サラリーマン大家にとって大変うれしいことです。通常、物件の内覧や見学に行こうと思うと、サラリーマンは土・日か、休日を使うしかありません。1日を費やしても、内覧できる物件は3~4件が精一杯で、場所次第では1日1件しか見られないこともあります。
しかし、金曜日に早く退社できれば、確実に1件は内覧に行く時間が取れます。また、内覧だけでなく、不動産屋に足を運ぶ時間にしても良いでしょう。金曜日に商談や打ち合わせをしておけば、土曜日の朝から内覧に出ることも可能になります。わずか数時間ですが、平日に自由時間が増えるだけでも、忙しいサラリーマンにとっては貴重です。

投資セミナーに参加しやすくなる

サラリーマン大家にとってプレミアムフライデーのもう一つのメリットは、不動産会社や投資会社のセミナーに参加しやすくなるということでしょう。
不動産会社などのセミナーは、平日は19時頃の開始、もしくは週末に開催されることが多いです。仕事を終えてから19時までに会場に駆け付けるというのは、定時で退勤できる人でないと、なかなか難しいでしょう。仮にその予定だったとしても、急な仕事が入ることはサラリーマンならばよくあることです。
しかし、プレミアムフライデーは15時に仕事が終わります。ほとんどのセミナーに、余裕を持って参加できるでしょう。実際、数多くの不動産会社が「プレミアムフライデーセミナー」と銘打って、2月や3月の最終週金曜日の夕方に投資セミナーを開催しました。
自らの知識や経験も大切ですが、有識者によるセミナーには、そこでしか得られない物件情報や融資の受け方、最近の市況に関する情報があります。今すぐに不動産投資はできないけれども、ゆくゆくはやってみたいと考えている人にとっても、大いに価値があるでしょう。情報収集の場やパイプを作る意味でも、セミナーは有効です。

都心近郊の観光地の需要が上昇

平日も休日も、本業に副業に多忙なサラリーマン大家にとってプレミアムフライデーは、余暇のための時間にも活用できます。
15時に退勤できれば、そのまま会社から駅や空港に直行して旅行へ出かけても、19時、20時には現地に到着できるでしょう。土曜の朝に家から出発するよりも、より多くの時間を観光や食事にあてられます。政府が狙うプレミアムフライデー効果は、まさにこのような、観光・レジャーや飲食における消費喚起にあります。
プレミアムフライデーが本当に浸透するかどうかは、今後にかかっています。他人がやらないことにチャレンジしてこそ、リターンは獲得できます。プレミアムフライデーの行く末をじっくり観察するとともに、それがもたらした平日の自由時間を有効的に活用して、充実した不動産投資を行いましょう。