「空室対策の前にスマホ対策!」アパート経営に必要な着眼点をご紹介【シリーズ:不動産投資のお金とリスク】

賃貸物件の供給が増え続けており、空室対策に頭を悩ませているアパートオーナーの方は多いです。
世の中には様々な空室対策がありますが、お金のかかる空室対策は皆さんやりたがりません。
そこで今回は比較的お金のかからない空室対策に絞ってご紹介いたします。

やるべきことはスマホ対策

最近の借主の動向を鑑みると、空室対策を考える以前に、「スマホ対策」を考えていく必要があります。
スマホ対策とは、スマートフォンの検索結果に最終的に物件が画面に残る対策のことです。
近年、賃貸物件を探している人は、スマートフォンで物件を探している人が増えています。ユーザーはSUUMOやHOME’Sといったポータルサイトのスマートフォン版を使って検索してきます。
スマートフォンの特徴としては、「画面が小さい」ということです。
一度、ご自身でもスマートフォンで検索されることをお勧めしますが、スマートフォンでは物件数が多過ぎるととても見切れないという状況に陥ります。
そのため、スマートフォンユーザーは、検索条件を追加して物件を絞り込む傾向にあります。数百件ヒットする物件のうち、どんどんこだわりの検索条件を追加していくことで、最終的には数件までに絞り込んでいきます。
そこで、空室対策としてはやたらな対策を打つのではなく、スマートフォンの「こだわり検索条件」に沿ったものを行うことが効果的です。検索条件をかいくぐり、最終的に検討の俎上に物件が残ることが重要です。

こだわりの検索条件

ポータルサイトのこだわり検索条件を見てみると、必ずしも全てがお金のかかる対策が必要ではないことに気付きます。
例えばSUUMOなら「駐車場代込み」、「管理費・共益費込み」というものもあり、この辺は表現の仕方を変えるだけでも残る可能性があります。また、「物件動画付き」や「パノラマ付き」というのも広告の仕方次第です。
また、SUUMOやHOME’Sに共通しますが、入居条件を緩くするという対策も効果的です。ポータルサイトの中には、「女性限定」、「事務所利用可」、「ルームシェア可」、「高齢者歓迎」、「DIY可」、「ペット相談可」、「楽器相談可」、「保証人不要」、「家賃・初期費用カード決済可」といったものもあります。
特に「家賃・初期費用カード決済可」については、入居者が家賃でカードのポイントが貯まるため、若者の間でニーズが高いです。毎月10万円前後のお買い物をカードでしているようなものなので、ポイント還元がとても大きいというのが人気の理由です。
これらの入居条件の中で、オーナーとして許容できるものがあれば、積極的に条件を緩和しましょう。
まずはスマートフォンの検索画面に物件が残るようにすることが必要です。

防犯カメラも効果的

少しお金がかかる対策になりますが、近年ローコストで設置が可能で、入居者への反応も良いのが「防犯カメラ」です。
ポータルサイトの検索条件の中には、必ずセキュリティの項目が存在します。入居者のセキュリティニーズは昔から非常に高いです。
特に木造アパートはこのセキュリティが弱い印象があり、セキュリティ部分の検索条件で漏れやすいです。
そこでお勧めになるのが防犯カメラの設置です。近年はWebカメラと言われるデジタルカメラが格安で販売されるようになってきっため、従来よりも防犯カメラが格段に安くなってきました。
しかも遠隔監視や録画・録音機能までついています。特に入居者は駐車場にも防犯カメラが設置されていると喜びます。アパートでもセキュリティ面を訴求できると、他のアパートと比べて大きな差別化になります。

まとめ

以上、アパートの空室対策を見てきました。
さっそくスマホでポータルサイトをチェックしてみましょう。