細く長くすることが「守り」に繋がる不動産投資の本当の魅力を紹介【シリーズ:不動産投資のお金とリスク】

不動産投資は蛇口からチョロチョロと水が流れているイメージに似ています。バケツがひっくり返って水が一気に流れるイメージではありません。
不動産投資には、少しもどかしいイメージがありますが、このチョロチョロ流れる水には一体、どんな意味があるのか、今回は不動産投資の魅力の神髄に迫ります。

投資には判断を要する

京セラの創業者である稲森和夫氏の著書の中に、「お金は稼ぐよりも使うほうが難しい」という記述がありました。凡人である私には、何とも理解しがたいと思った反面、こんな言葉を言ってみたいと強く印象に残ったのを覚えています。
お金の使い方の一つに、「投資」があります。投資は、リターンを得る前にお金を出す行為であるため、高度な判断力を有します。ひょっとしたら、稲森和夫氏の言っていた「難しい」というのは、この判断力のことを言っているのかもしれません。

資産を守るための投資

例えば、宝くじが当たって、5億円の現金を得た人がいたとします。この5億円はとりあえず銀行の普通預金に預けると仮定します。つまり何も投資をしない状態です。
この銀行に預けた5億円というのは、バケツに水をたっぷり入れた状態に等しいです。一見、何もリスキーな投資をせず、健全な印象も受けますが、このお金の使い方、実はとても危険です。
バケツに入れた水というのは、いつでもコップで何杯も取り出すことが可能です。下手すると、ひっくり返して全部流してしまうこともできます。
5億円というお金であれば、人によっては、「そんなのすぐに使ってしまう」という人もいます。あっという間に無くなってしまう可能性のあるのが、「現金をそのまま貯金する」という使い方なのです。
一方で、5億円を収益不動産に投資をしたとします。例えば利回り4%の物件に投資したら、年間20百万円の収入になります。
これは、蓋のあるポリ容器に水を入れ、そこに蛇口を付けて水をチョロチョロ流している状態になります。
普通預金の現金を不動産に変えることで、細い蛇口ができました。この蛇口によって、少なくとも水は25年に渡って長く流れるため、あっという間に無くなることは防いだことになります。
これは不動産投資というお金の使い方をしたことで、資産を細く長く使える形に変えることができました。つまり、資産を守る選択をしたことになります。

不動産投資は守りの投資

細く長く続くというのは、太く短く終わらないということです。現金を不動産でワンクッション挟むことで、その現金は細く長く使える資産に変わります。
不動産投資は細く長くて、なかなか儲からないという面もありますが、資産がなかなか減らないという面においては、優れた投資です。
また国債や定期預金も同等の機能がありますが、不動産に比べると利回りが低すぎて、蛇口が細過ぎるという欠点があります。ある程度の水の量が出て、なおかつ、長く水を流し続けることができるのが、不動産投資の魅力です。
そのため、不動産投資はどちらかというと「守りの投資」です。インカムゲインでチョロチョロ稼ぐのは、もどかしいと捉えるのではなく、わざと蛇口を締めていると捉えることで、魅力の神髄が見えてきます。
対照的なのは、キャピタルゲインで大きく稼げる株式投資です。株式投資は「攻めの投資」と言えますが、株価がゼロになることもあり、守りに弱いというのが欠点になります。

まとめ

以上、細く長くすることが「守り」に繋がる不動産投資の本当の魅力を紹介してきました。不動産投資は。資産を守ることができるという点が魅力の神髄です。築き上げた資産を長持ちさせたい方は、不動産投資をぜひ検討しましょう。