便利な最新網戸で夏も快適生活

虫などの侵入を防ぎながら外の風を取り入れることができる網戸は、夏の季節に大活躍する優れものです。網戸の元祖として日本ではもともと蚊帳が存在していましたが、屋外と屋内を隔てる窓に網戸を入れる形状のものが一般化したのは比較的最近のことです。
省エネを意識する人が増える昨今、網戸を利用する機会は増えています。また、素材や技術が進歩して、様々な機能を持つ製品が登場。ニーズに合わせて選んだ網戸を使えば、より快適に夏を過ごすことができます。

通風を維持しながら小さな羽虫もシャットアウト

蒸し暑い日本の夏は蚊や羽虫が多く発生し、窓を開けていると屋内に入ってきます。そんななか、夏の虫除けとして重宝されてきたのが網戸ですが、従来は通風を確保するため、網目の大きさはほぼ一定でした。
規定サイズの網目より小さい虫の侵入は防げない、というのが網戸の「常識」。ところが最近では様々な規格の網戸が登場しています。なかには「目の細かさが従来品の半分程度」というものも。目を細かくすると風通しが悪くなりそうですが、従来よりも細い糸を使用しているため、通風はこれまでの網戸と遜色がありません。
また、虫が苦手という人のなかには、「網戸に虫が付くのも嫌」という人もいます。そんな人にお勧めなのが殺虫成分入りの網戸です。糸に練り込まれた殺虫成分が、灯りに惹かれた虫が網戸にとりつくのを防ぎます。

「破れない」「汚れない」網戸でメンテ要らず

ネコなどのペットを飼っている世帯では、「ペットの爪でひっかかれて、すぐに網戸が破れてしまう」というのが共通の悩みでした。ネコの爪は鋭く、クロスや柱などもボロボロにしてしまうほど。樹脂製の網戸などはすぐに破損してしまいます。
そんな悩みを解消するのが、ステンレス製の網戸。樹脂製の従来品に比べてコストはかさみますが、耐久性が高く、貼り替えの頻度を抑えられます。また、ナイフなどを使っても簡単に破れないことから、防犯性が高いのもステンレス製網戸の特徴です。樹脂製に比べて汚れが付きにくいこともあり、海外ではよく使われています。

視線や熱も網戸でコントロール

窓を開ける機会が多い夏場は、外からの視線が気になるシーズンです。表裏の色を変えることで、視線をコントロールする機能を持つ網戸もあります。
外側は光を反射する銀色、内側は光を吸収する黒というように色分けすれば、外からは屋内が見えにくく、屋内からは外の様子がよく見えます。
同様に、光を反射するようコーティングされた網戸には、太陽光の熱や紫外線を反射できるものもあります。夏場の太陽光には、非常に強い熱エネルギーが含まれています。しかし、遮熱性能がある網戸を使えば室内に入る熱量も軽減できます。

雨も花粉も通さない網戸も登場!

ガラス窓を閉め切ることなく網戸を利用する最大の理由は風を通すこと。そのため、雨や花粉、黄砂などの微少物質が入るのは仕方がないと考えられてきました。ところが、最近では網戸の素材開発が進んで、これらをシャットアウトするほどに目が細かい商品も登場しています。
クロスキャビンと呼ばれる製品は、1/160という従来の網戸に比べても際立つ目の細かさが特徴で、雨滴や花粉を通しません。小雨なら窓を開けたままでも室内が濡れることはなく、汚れが付いても水洗いするだけで落とすことができます。
目が細かい分、通風は従来品の50~30%とやや落ちますが、網戸により風が弱まるため強風の日に窓を開けることができるなどのメリットもあります。
網目を通る小さな虫の対策や汚損、外からの視線など、従来の網戸は様々な問題を抱えていましたが、「網戸とはそうしたもの」とあきらめて利用するのが一般的でした。しかし、技術の進歩でこれまでの課題をクリアした商品が多数登場。夏を快適に過ごしたい方は、まずは網戸の入替を検討してみるのもいいですね。