アパート経営者必見!ハードスペックに頼らない5つの空室対策を紹介

空室対策には、大きく分けて①ハード面を修繕して対策する方法と②ソフト面を改善して対策する方法の2種類があります。
ハード面はお金もかかりますが、真似もされやすく、なおかつ、すぐに陳腐化してしまうというデメリットがあります。
そこで今回はハードスペックに頼らずに、ソフト面を改善して空室対策する5つの方法をご紹介します。

礼金、敷金、更新料なし

最初に紹介するのが、「礼金、敷金、更新料なし」とする対策です。礼金なしはかなり一般化してきました。更新料なしも増えつつあります。
但し、敷金なしまで踏み込んでいる物件は、まだまだ少ないです。敷金は本来、家賃の不払いを充当するためのお金です。考え方によっては、家賃の保証会社を使うのであれば、敷金ゼロにしても、それほど高いリスクはありません。
思い切って、敷金なしまで踏み込んだ募集をすると、空室対策としてはかなりのインパクトがあります。

ADを支払う

ADとは不動産会社へ支払う広告宣伝費です。業界的にはグレーなお金ですが、仲介手数料とは別に不動産会社へ謝金として支払います。
宅建業法上、不動産会社は賃貸の仲介の場合、家賃の1ヶ月分しか仲介手数料を受領することができません。家賃が5~6万円のような物件を扱う場合、実際にかかるネット広告費等を考慮すると、不動産会社は足が出てしまいます。
そこで、AD(広告宣伝費)という名のもとに、不動産会社への謝金の支払いを上乗せします。ADも3~4ヵ月支払うようになると、不動産会社も頑張るため、決まりやすくなります。

管理費・共益費込み

細かいですが、賃料の表現を「管理費込み」や「共益費込み」とすると、反応が良くなります。
これは、ネット販売における「送料込み」と同様の効果です。別途送料が発生するとなると、消費者は敬遠しますが、「送料込み」という表現とすると安心して購入する方が増えます。
実際、不動産のポータルサイトでも、「管理費・共益費込み」をチェックして物件を絞り込む機能があります。借りる側としては関心の高い部分ですので、賃料設定は「管理費・共益費込み」で行った方が良いです。

ペット可能

オーナーとしてはあまりやりたくない部分ですが、ペット可というのは一定の需要があるため、空室対策となります。
但し、ペット可で問題となるのはニオイです。ペット可とする前に、壁紙のクロスだけでも消臭クロスに貼りかえることをお勧めします。
また、畳の部屋があれば、この際、洋室に変更してしまうのも手です。畳部屋は不人気の理由の一つですので、洋室化するだけでも空室対策になります。
その際、床材はペットが滑りにくい素材のシートフローリングを選ぶのが良いです。室内犬は転倒すると骨折しやすいです。そのため、犬の肉球や爪を傷つけず、かつ、滑りにくい素材とすれば、ペット可物件としての価値が上がります。

保証人不要

民間のアパートでも最近は保証人不要とする物件が増えてきました。かつては、URなどの公団だけが保証人不要としていましたが、当時は保証人が不要だから公団を選ぶという人も多くいました。
そのため、借手にとってみると、保証人不要というのは、ありがたいオプションになります。最近では親族に連帯保証人を依頼することを嫌がる人も増えてきたため、保証人の部分を無くすことで入居へのハードルを下げることができます。
保証人に関しては、敷金と同様、保証会社を使っている限り、無くしてもそれほど高いリスクはありません。保証会社をしっかり活用して空室対策に繋げてください。

まとめ

以上、ハードスペックに頼らない5つの空室対策を紹介してきました。今すぐ取り組める対策も多いので、早速検討してみましょう。