アパートローンの金利ってどれくらい?アパートローンの金利相場を紹介

住宅ローンの金利はネット上でオープンになっていますが、アパートローンの金利はネット上ではオープンになっていません。
アパートローンの金利は店頭金利扱いになっており、リアルタイムに金利を把握することが難しいローンです。
なかなか知ることのできないアパートローンの金利ですが、相場としてはどのていどなのでしょうか。今回はアパート金利の相場についてご紹介します。

アパートローンのメインプレーヤー

国土交通省の「平成28年度民間住宅ローンの実態に関する調査結果報告書」によると、平成27年度の全金融機関における賃貸住宅向け新規貸出額は27兆円となっています。そのうち、地銀が8.5兆円でトップであり、都市銀行・信託銀行が7.3兆円と続いています。
一方で、同調査によると平成27年度の全金融機関における住宅ローンの貸出残高は、160兆円となっています。そのうち、都市銀行・信託銀行が57.8兆円でトップであり、地銀が43.8兆円と続いています。
アパートローンと住宅ローンの金融機関別貸出残高の順位傾向はほぼ毎年同じです。住宅ローンは都市銀行・信託銀行がメインプレーヤーとなりますが、アパートローンは地銀がメインプレーヤーとなっています。
住宅ローンは給与口座の銀行から借りる人が多いため、都市銀行が多くなります。そのため、地銀は住宅ローンでは都市銀行よりも不利な立場にあり、住宅ローン以外で収益機会を確保する必要があります。
一方で、地銀は地元の名士とも関係性が深いことから、都市銀行よりも多くの地主を知り得る立場にあります。そのため、アパートローンを貸し出しやすい立場にあり、都市銀行よりも貸出残高が多いということになります。
アパートローンのメインプレーヤーは地銀です。そのため、地銀の金利相場を知ることがアパートローンの金利を知ることに繋がります。

地銀のアパートローン金利

アパートローンの金利水準は地銀の中でもバラバラです。横浜銀行や千葉銀行などのように、地銀の中でも大きな銀行は1.5~2.5%台です。静岡銀行クラスになると3%台となります。スルガ銀行では4%台になります。
アパート金利の相場としては、総じて1.5~4.5%という水準です。2017年9月時点では、住宅ローンの35年固定の最多金利が1.080%であることを考慮すると、アパートローンは住宅ローンよりもプラス0.5~3.5%程度高いという状況です。
現在、アパートローンの状況としては、2016年12月に金融庁がアパートの供給過剰に懸念を示して以降、金利は徐々に上昇傾向に転じています。金融庁による監視強化は特に地銀に対して強く行われました。
今までアパートローンをけん引してきた地銀ですが、最近では金利だけではなく融資姿勢そのものも厳しくなっています。一部の地銀では、実績のない個人投資家には融資をしないとする地銀も現れているようです。

アパートローンの特性

アパートローンの特性としては、借りる人の属性によって金利が変わるという特徴があります。住宅ローンであれば、本人の属性によって借入可能額は変わることはありますが、金利まで変わることはありません。
ところが、アパートローンの場合は、本人の資産状況によって金利も変わります。例えば他にも資産を持っているような資産家であれば、金利は安くなります。
金融庁の締め付け以前は、資産条件の良い人は、アパートローンは1%を切っていました。ところが金融庁の締め付け以降では、資産条件の良い人でも1%台になっています。資産家の人であっても、金利は、都度、店頭で確認する必要があります。

まとめ

以上、アパートローンの金利相場について見てきました。アパートローンは本人の属性によっても金利が変わります。正確な数字を知りたい場合は、銀行で確認するようにしましょう。