比較すると見えてくる株式投資にはできない不動産投資の芸当とは

同じ投資と言っても株式投資と不動産投資では随分と趣が異なります。どちらが良い悪いということはなく、それぞれの投資には向き不向きがあります。
株式投資でできることを不動産投資に期待しても無駄ですし、不動産投資でできることも株式投資ではできないこともあります。
そこで、本記事では株式投資と比べた不動産投資の特徴についてご紹介いたします。

株式投資と不動産投資の特徴

投資には攻めの投資と守りの投資が存在します。「投資」という言葉自体が攻めをイメージさせるため、守りの投資と言う言葉にはピンと来ない人も多いかもしれません。
攻めの投資の代表選手は、株式投資です。それに対して、守りの投資の代表選手は不動産投資になります。
将棋で言えば、株式投資は飛車角で、不動産投資は金銀と言ったところでしょうか。
株式投資は短期間でお金を増やすことが可能です。一方、不動産投資で短期間にお金を増やそうとするには無理があります。
株式投資のメインの収益はキャピタルゲインです。キャピタルゲインとは売却時に得られる売却益のことです。
不動産投資のメインの収益はインカムゲインです。インカムゲインとは、保有中に得られる運用益のことです。
株式投資でも配当と言う形でインカムゲインを得ることが可能です。また不動産投資でも値上り時にはキャピタルゲインを得ることもできます。
ただ、株式投資のインカムゲインや不動産投資のキャピタルゲインは副産物的な要素が強く、メインの収益ではありません。
株式投資は、キャピタルゲインによって短期間に資産が膨れ上がることもあります。「太く短く」稼ぐことができるのが株式投資の魅力です。
ところが、株式投資では、キャピタルロスも存在します。場合によっては短期間に投資額がゼロになってしまう危険性も潜んでいます。
それに対し、不動産投資はインカムゲインによって長期に収益をあげることができます。「細く長く」稼ぐことが不動産投資の基本です。
不動産投資では、大きなキャピタルロスはありません。日本の不動産は大地震があっても倒壊しないため、資産がゼロになることもありません。

不動産投資は安全で資産を守ってくれる

投資した元本がゼロになることがないことから、不動産投資は安全な投資に分類されます。安全な投資と言うと、国債や定期預金等を想像しますが、不動産投資は国債等よりはリスクがあります。
但し、不動産投資は安全な投資の割には利回りが高いため、築き上げてきた大切なお金を運用するにはもってこいの投資になります。
株式投資では、見る見るうちに投資したお金が減っていくという状況も発生します。資産があっという間に減っていくことが嫌な人は、株式投資よりも不動産投資の方が向いています。
さらに、不動産投資は相続対策にもなります。賃貸不動産の場合、建物については借家権割合による評価減、土地については貸家建付地のよる評価減が適用され、相続税評価額を圧縮することができます。
株式投資であれば株価が時価評価されてしまいますが、不動産投資では不動産が時価よりも安く評価されるため、相続税を節税することができます。
不動産投資は、キャピタルロスから資産を守るだけでなく、相続からも資産を守ることができます。これは株式投資にはできない芸当です。不動産投資は、まさに「守りの投資」ということができるのです。

まとめ

以上、株式投資と比べた不動産投資の特徴について見てきました。細く長く稼ぎ、かつ資産を守るという観点に関しては、不動産投資の右に出るものは存在しません。不動産投資で資産を守りつつ、コツコツ稼いでみましょう。